プラズマトリート:日本法人の大阪拠点を新社屋へ移動
ドイツのプラズマトリート社の日本法人である日本プラズマトリート株式会社は、大阪支店を移転し、お客様により便利な施設を提供。大気圧プラズマ技術の世界的マーケットリーダーであるプラズマトリートは、試験設備や実験装置のエリアを拡大し、西日本における革新的プラズマ技術のあらゆる側面において、顧客や関係者へのサービスを最適化します。
ドイツのシュタインハーゲンに本拠を置くドイツのプラズマトリートは、幅広い産業分野においてパートナーとして求められています。革新的なプラズマ技術は、標的を絞った表面改質により、接着、印刷、塗装など無数のプロセスを改善する可能性を秘めています。更にこの表面改質技術は、プラスチック、金属、ガラスなど、さまざまな素材に使用できます。プラズマは、プロセスの信頼性と効率を高めることが出来るだけでなく、環境にも優しい技術です。そのため、産業用生産プロセスにおける全く新しい可能性を開き、多くの未解決となっている材料にまつわる問題に対しての答えを提供することが出来ています。そしてプラズマトリートが開発したOpenair-Plasma®およびPlasmaPlus®の技術は、日本市場においても非常に高い需要があります。
大阪拠点のデモ・研究スペースを拡大
これまでにも、エレクトロニクスやカーエレクトロニクスを中心に、さまざまな産業分野における日本のお客様が、日本プラズマトリートの東京と大阪の拠点を訪問され、プラズマトリート社のプラズマ技術を採用しています。大阪拠点が大阪のより中心地へ移転したことで、お客様や関係者様にとって革新的な技術を実証出来る機会が拡大し、研究開発としても最適な条件が整いました。また新しい社屋では、技術設備、実験施設、デモ・テスト用プラズマシステム用のスペースが大幅に増えました。日本プラズマトリートではこの利点を生かし、プラズマを利用して材料接合部の引張強度を試験する新しい試験装置などの設備を拡充しています。「近い将来、Openair-Plasma®とPlasmaPlus®のライブ・デモンストレーション用のプラズマ処理ユニット(PTU)、デジタル化された製造のための幅広い制御、調整、監視機能を提供するプラズマ制御ユニット(PCU)、REDOXツールなど、既存の設備を順次拡張する予定です。この特殊PTUがあれば、金属表面の酸化膜を確実に除去することができます。これはエレクトロニクス産業にとって非常にホットなテーマです」と日本プラズマトリート代表の上坂は話します。「新しい施設と会議室で、お客様やビジネスパートナーをお迎えできることを楽しみにしています」。