Openair-Plasma®システムによるプラスチック製、アルミニウム製、EPDM製プロファイルのインライン前処理

Openair-Plasma®テクノロジーは、プラスチック、アルミニウム、EPDMなどの材料を原料とするプロファイルや成形部品の表面処理プロセスに関する最先端技術です。特に自動車業界においては、使用開始からまもなくして必要不可欠な技術となりました。また家具業界においても、Openair-Plasma®を利用することにより、プロファイルラッピングなどのプロセスの効率性を高めることができます。

押出加工中にプロファイルにプラズマ処理を施すことにより、プラスチックやエラストマーにコーティングやラッピング、フロック加工、テープの貼付、二成分押出加工などを行う準備をすることができます。Openair-Plasma®プロセスは、基材の洗浄と活性化に使用されます。的を絞って集中的に用いられるプラズマノズルは、可動式ノズルヘッドを採用し、ロボットアームにインラインで組み入れることにより、複雑な形状のプロファイルにも簡単に前処理を施すことができます。

Openair-Plasma®処理システムには、プラズマノズルが4個、8個、12個または16個取り付けられています。また既存の製造ラインに簡単に組み入れることが可能です。

EPDMプラズマ処理システムには、非常に小さなスペースに数多くのプラズマノズルを搭載することが可能です。このシステムはクリーニングが簡単で、両面ともに操作が容易で、ヒンジ付カバーの採用により大きく開くことができ、したがって調整を簡単に行うことができます。このシステムには、埃が多く、温度変動が大きい作業環境向けの設計が施されています。

デジタルジェネレーター技術(FG500xシリーズ)を利用すれば、 エネルギー効率に優れた前処理が可能であり、操作が簡単で、システム全体を統合することができます。

特性と
長所

EPDM押出加工の
Openair-Plasma®システム

  • コスト効率の高いインライン統合スクラップ率の大幅な削減プラズマ制御システムによる信頼性の高いプロセス監視99.5%以上の稼働率を誇る堅牢なシステム技術プロファイルに対しシンプルで再現可能なプラズマノズル配置短いセットアップ時間

家具業界におけるプラズマトリート社のプロファイル処理専用システム

Openair-Plasma®を利用すれば、家具や窓プロファイルの前処理を効果的に行うことができます。プラズマシステムは、ラッピングプロセスにおけるフィルム圧縮工程の直前に、直接インラインで組み入れることができます。このようなプラズマ処理を施すことにより、その他の無極性プロファイル表面に無溶剤の接着剤を使用し、確実に接着することが可能となります。この場合、プライマーを追加して使用する必要はありません。

この用途では、各種の回転ノズルを使用しています。プラズマトリート社では、お客様との協力のもと、家具業界やその他の工業用途向けのプラズマ処理に関する新たなソリューションの開発を進めています。 プロファイルラッピングにOpenair-Plasma®を使用する主な長所としては、信頼性の高い連続プロセスフローや、シンプルで再現可能なプロセスが挙げられます。