表面処理のスペシャリスト
プラズマトリート社は、大気圧プラズマを活用した表面処理技術に特化し、カスタマイズ可能な産業用システムと装置の開発および製造を行っています。当社は表面の洗浄、活性化、コーティング、および濡れ性の改善のためのソリューションを大気圧プラズマ技術を活用し、提供しています。これらの技術は、自動車、バッテリー、エレクトロニクス、パッケージング、医療、航空宇宙など、さまざまな産業アプリケーションで導入されています。
プラズマトリート社の技術は、真空を必要としない大気圧下でプラズマ発生させることができます。プラズマの高エネルギーで、材料の最表面の特性を変化させ、接着、印刷、塗装、2色成形などの次工程に最適な表面へと準備をするために使用される前処理技術です。これにより、密着性や接着性が向上され、製品の品質が改善します。
また、プラズマトリートのソリューションは、化学薬品の使用を減少または完全に回避できるため、より環境に優しい生産プロセスを実現します。当社は、顧客のニーズに応じた標準化および、ロボットへの組み込みやインライン酸化還元装置 (酸化皮膜除去) など、カスタマイズされたプラズマ装置を提供しています。
製造業における表面処理技術を一新:プラズマトリートが誇るプラズマ技術の力
プラズマによる前処理は、プラスチック、金属、ガラス、紙、テキスタイル、複合材に至るまで、ほぼすべての素材における超微細洗浄、表面活性化、プラズマコーティングに不可欠の技術です。また、生産の効率化、SDGsへの取り組みなどから、産業用表面処理におけるプラズマ技術への転換はますます進んでいます。
プラズマトリートはイノベーションを企業活動の真髄と考え、お客様の課題に応える創造性に富んだソリューションの開発に日々邁進しています。当社は、各種のプラズマシステム、大気圧プラズマ装置 (Openair-Plasma®) と真空プラズマ装置 (Aurora) を提供しています。プラズマトリートグループは世界34ヶ所に技術センターおよび営業所を有し、クローバルに展開しています。
30年以上の経験と実績から、未来はプラズマと共にあることを強く確信しています。プラズマ技術の応用性は、ほぼ無限の可能性を秘めているのです。
プラズマトリート社について
1995年、プラズマトリートはドイツのビーレフェルト近郊に位置するシュタインハーゲンで創業しました。 Openair-Plasma® 技術の開発に成功した当社は、プラズマ装置のトップメーカーおよびサプライヤーとなり、世界的に活躍する表面処理技術サービスのプロバイダーとしての地位を確立しました。
その後、Plasma Technology Systems LLC社(米国)の買収を通じて、低圧プラズマ技術(Aurora)などを新技術として加え、表面処理分野での専門性をさらに磨いていきました。
当社技術の応用範囲としては、産業用超微細洗浄や表面活性化に加え、プラスチック、金属、ガラス、ボール紙、布地、複合材などの材料表面へのプラズマコーティングが挙げられます。